広島フラワーフェスバル

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   元安川灯篭流し

  世紀の金環日食

   6月の華紫陽花

          6月のニュースお楽しみに見て下さい

¥8500割れ日本経済はどうなるのか
¥8500割れ日本経済はどうなるのか

6月1日「日経平均、終値も8500円割れ 4カ月半ぶり」

1日の東京株式市場は、日経平均株価が3営業日続けて値下がりし、終値は前日より102円48銭(1.20%)安い8440円25銭だった。終値が8500円を下回るのは約4カ月半ぶり。欧州不安の高まりを受け、外国為替市場で円高が進み、電機や自動車などの輸出企業を中心に幅広く売られた。 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同10.56ポイント(1.47%)低い708.93と今年最安値を更新した。出来高は17億2千万株だった。

   小川法相
   小川法相

6月2日「問責2氏ら4閣僚、4日にも交代 首相、自民連携に軸足」

野田佳彦首相は4日にも内閣改造を行う意向を固めた。参院で問責決議を受けた田中直紀防衛相と前田武志国土交通相に加え、鹿野道彦農林水産相、小川敏夫法相の4閣僚を交代させる。問責閣僚交代を消費増税法案の修正協議の条件とする自民党の要求を受け入れ、21日の国会会期末までに衆院で増税法案を採決するためだ。首相は民主党の小沢一郎元代表と3日に再会談するが、折り合うのは難しいとみられ、自民党との連携に軸足を移す構えだ。

6月3日「壬生の花田植公開に15000人

広島県北広島町の国重要無形民俗文化財「壬生(みぶ)の花田植(はなだうえ)」が3日、同町の水田で公開された。昨年11月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録後、初の披露。過去最多の1万5千人(主催者発表)が脈々と受け継がれる田園絵巻を堪能した。 陽光を浴び、観衆が囲む約8アールの水田。午後1時半ごろ、色鮮やかなくらや帯を付けた飾り牛14頭が入り、ゆったりと代をかいた。続いて、花田植を伝承する川東、壬生の両田楽団の総勢74人が登場。音頭を取るサンバイの指揮で、かすり姿の早乙女が田植え歌を響かせ、横一列に苗を植えていった。太鼓役が体を反らしてばちを回し、威勢よく打つと、会場が沸いた。

6月4日「新藤監督に400人がお別れ

100歳まで現役の映画監督を貫き、5月29日に亡くなった広島市佐伯区出身の新藤兼人さんの告別式が3日、東京都港区の増上寺で営まれた。親交のあった俳優や映画関係者らが、新藤監督の「生きている限り、生き抜いた」人生をたたえ、別れを惜しんだ。4作品に出演した俳優の柄本明さんは「石内尋常高等小学校 花は散れども」での広島、尾道ロケの思い出を紹介し「監督が車いすから立ち上がり『きょうからよろしくお願いいたします』とわれわれに深々とお辞儀をした姿が忘れられない。僕たちは今、映画の中にいるんだと感じた。奇跡の一瞬だった」と振り返った。 

ノートパソコンウルトラブック
ノートパソコンウルトラブック

6月5日「ソニー、「ソニーは、薄くて軽い新型ノートパソコン「ウルトラブック」に参入する。9日に売り出す機種「SVT11119FJS」は、電源を落とさず、元の状態にすぐに戻れる「待機状態」時の電力消費が少ないのが特徴。画面を閉じると自動で待機状態になり、30日程度バッテリーが持つ。画面を開くと約2秒で使えるようになる。画面サイズ11.6インチで厚さ約1.8cm、重さ約1.4kg。店頭想定価格は11万円。画面が13.3インチの機種「SVT13119FJS」は12万円。 」に参入 待機電力省エネ化」

ソニーは、薄くて軽い新型ノートパソコン「ウルトラブック」に参入する。9日に売り出す機種「SVT11119FJS」は、電源を落とさず、元の状態にすぐに戻れる「待機状態」時の電力消費が少ないのが特徴。画面を閉じると自動で待機状態になり、30日程度バッテリーが持つ。画面を開くと約2秒で使えるようになる。画面サイズ11.6インチで厚さ約1.8cm、重さ約1.4kg。店頭想定価格は11万円。画面が13.3インチの機種「SVT13119FJS」は12万円。

  輿石東幹事長
  輿石東幹事長

6月6日「消費増税法案、修正協議へ 自民が民主の要請受け入れ」

自民党は6日、民主党が求める消費増税関連法案の修正協議に応じることを決めた。民主、自民、公明3党の幹事長会談を踏まえ、民主党が21日の国会会期末までに衆院採決に踏み切る可能性があると判断した。自公両党は6日の幹事長会談で、修正協議に入る条件として会期内採決を確約するよう改めて要求。民主党の輿石東幹事長は「会期末までに採決したいという首相と民主党の考え方は一致しており、何ら齟齬(そご)はない」と応じ、首相の意向を尊重する考えを表明した。これを受け、自民党の谷垣禎一総裁は6日、党の幹部会議で「修正協議に入る準備を進めてほしい」と述べ、協議入りを指示。石原伸晃幹事長は記者団に「輿石氏から『最大限努力していくので協力してほしい』との言葉があった。民主党が党内をまとめて結論を得るものだと理解した」と語った。

6月7日「脱原発」署名が722万超す

作家の大江健三郎さんたち著名文化人が呼び掛ける「さようなら原発署名」の集約集会が6日、東京・日比谷公園であった。5日までに722万2297筆を集めたことが報告された。12日にも政府や国会に提出し、原発の計画的廃炉など「脱原発」の実行を迫る。

署名は、原発の新規建設の中止▽高速増殖炉原型炉や核燃料再処理工場の廃止▽自然エネルギー中心の政策への転換―を求める内容。大江さんたち9人の「市民の会」が昨年6月に始めた

6月8日「高橋容疑者、逃走用?キャリーバッグ購入 警視庁公開」

警視庁は8日、高橋克也容疑者(54)の新たな防犯カメラの画像を公開した。4日午後1時25分ごろ、川崎市内の大型スーパーで、キャリーバッグを選ぶ姿が映っている。 高橋容疑者はこの日、市内の信金で238万円を引き出した後、このスーパーに行き、売り場で約20分間品定めをした後でバッグを購入。潜伏先の社員寮に戻った後、逃走した。警視庁が寮の部屋を捜索したところ、ゴミ箱からレシートが見つかり、この店での購入が判明した。

 呉地ビール金賞
 呉地ビール金賞

6月9日「地ビール金賞に「海軍麦酒」

日本地ビール協会主催の「ジャパン・アジア・ビアカップ2012」で、呉ビール(呉市)の「海軍さんの麦酒 ピルスナー」が金賞を受賞した。ケグ(たる)部門のライトラガーカテゴリーで受賞した。爽快感あふれるピルスナーは日本ではなじみ深く、同社でも一番の売れ筋という。同大会で同社のピルスナーが金賞になったのは初めて。醸造部責任者の佐々木雅治さん(39)は「主力商品での金賞は励みになる」と話す。

大会には全国の54社が140銘柄を出品した。

6月10日「「大飯原発、安全は確保」報告書案を了承 福井県専門委」

関西電力大飯原発3.4号機の安全性を技術面で検証する福井県原子力安全専門委員会が10日、県庁で開かれた。政府が示した暫定的な安全基準を妥当と評価し、3.4号機の安全は確保できているとする内容の報告書案を了承した。これを受け、地元おおい町の時岡忍町長は再稼働への同意を表明する見込み。西川一誠知事も週内に大飯原発を視察し、県議会の一任を受けて再稼働に同意するとみられる。 

6月11日「原爆死没者名簿の記帳始まる」

昨年8月6日以降に亡くなったり、死亡が確認されたりした被爆者を原爆死没者名簿に書き加える記帳の作業が11日、広島市役所で始まった。8月5日まで、遺族からの記帳申請を受け付ける。市はこれまでに新たな死没者3155人を確認している。記帳するのは、ともに被爆者で元市職員の池亀和子さん(70)=南区=と中本信子さん(69)=同。手を合わせて死没者の冥福を祈った後、名前と死亡年月日、年齢を筆で書き込んだ。池亀さんが記帳を担当するのは23回目。「亡くなられた方々を思い、核のない平和な世界の訪れを祈りながら、一字ずつ丁寧に書きたい」と話した。 

6月12日「日本陸上競技連盟は11日、大阪市内で理事会を開き、ロンドン五輪代表39人を発表した。中国地方関係では男子は100メートルの山縣亮太(20)=慶大、広島・修道高出=と20キロ競歩の西塔(さいとう)拓己(19)=東洋大、広島商高出、女子は100メートル障害の木村文子(24)=エディオン、広島・祇園北高出=と長距離の新谷(にいや)仁美(24)=ユニバーサルエンターテインメント、岡山・興譲館高出=の4選手がいずれも初選出された。」

6月13日「原爆症認定制度で意見対立

厚生労働省の原爆症認定制度の在り方に関する検討会の第12回会議が12日、省内であった。中間とりまとめの議論に入ったが、現行制度の廃止、新援護策を求める日本被団協と、現行の改善を基本に考える委員とで意見が対立、紛糾した。事務局が議論を整理した文書を提示。制度の在り方をめぐり、現行の不備を改善する▽全面的に見直す▽原爆症に準ずる新基準を追加する―などに意見が割れているとした。日本被団協の田中熙巳(てるみ)事務局長は、制度の在り方は根幹に関わる問題と主張。「手直しでは良い方向に近付けない」として、放射線起因性を認定要件とする被爆者援護法の規定の削除と、新制度の創設を主張した。放射線影響研究所の長瀧重信元理事長も根本の議論の必要性を指摘した。

6月14日「福島に義援米 神楽団持参へ」

安芸高田市は、福島県内での神楽公演(23.24日)に合わせ、公演先の一つである同県相馬市に義援米を持参する。東日本大震災で仮設住宅生活をする被災者に贈る。安芸高田市の浜田一義市長や藤井昌之市議会議長が5月9日、相馬市を訪問。同市の立谷秀清市長たちと懇談した際、米の要望が出され、義援米の提供を決めた。安芸高田市は職員や市議、安芸高田神楽協議会のメンバーから玄米30キロ入り1袋を基準に米を募った。今月8日までに目標の3トンを上回る3.45トンの供出確約が取れた。義援米は、公演する山根神楽団(同市高宮町)の衣装や道具とともにトラックに積み込んで運ぶ。24日、公演会場の相馬市総合福祉センターはまなす館ロビーに一部を展示、立谷市長に目録を手渡す。 

佐藤雄平知事
佐藤雄平知事

6月15日「震災と原発に苦しむ故郷へ 福島「ふるさと納税」25倍」

自分の故郷や応援したい自治体に寄付する「ふるさと納税」で、福島県の受け入れ額が大震災や原発事故後に急増し、2011年度は前年度の25倍となる2億7429万円に達した。件数も21倍の4280件と大幅に増え、いずれも過去最高となった。佐藤雄平知事は、ふるさと納税額の大幅増に「復興に向けて大変心強い」と語った。県は、寄付者の希望に応じて被災した「アクアマリンふくしま」の復旧や子どもの自然学習事業に使う方針だ。 

   神戸西署
   神戸西署

6月16日「聴取中に女性の下半身盗撮 巡査を停職6カ月 兵庫県警」

兵庫県警は15日、事情聴取中の女性のスカートなどを机の下から盗撮していたとして、神戸西署の男性巡査(30)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。巡査は同日、依願退職した。監察官室によると、巡査は昨年10~12月ごろの2回、神戸西署の会議室などで事情を聴いていた同県内の20代女性のショートパンツ姿などを机の下からカメラ付き携帯電話で撮影したという。巡査は「興味本位でやってしまった」と話しているという。

6月17日「12団体が再稼働に抗議デモ

関西電力大飯原発3.4号機(福井県おおい町)の再稼働が決まった16日、反原発や反核を掲げる広島県内の12団体が広島市中心部で抗議の集会やデモ行進をした。約80人が参加した。集会は中区の原爆ドーム前で午後1時にスタート。呼び掛け人の市民団体「変えよう!被曝なき世界へ 市民アライアンス」の森本道人副代表(28)が「事故が起きれば取り返しがつかない。黙っていれば容認することになる」と訴えた。続いて参加者は本通り商店街や周辺の約1.5キロを約1時間かけて行進した。「再稼働やめろ」「子どもを守れ」などと書かれたプラカードを持って買い物客にアピールし、抗議のビラも配った。 

6月18日「マツダ、21年ぶりルマン復帰」

 マツダは16日、2013年のフランスの「ルマン24時間レース」で、参加チームに低燃費の新型ディーゼルエンジンを供給すると明らかにした。マツダは1992年を最後にルマンから撤退しており、21年ぶりの復帰となる。伝統の自動車耐久レースで、新型エンジンの性能をアピールする。米国のチーム「デンプシーレーシング」に供給する。2月発売のCX―5から搭載を始めた「スカイアクティブ―D」をレース用に改良。量販車をベースとした車で競う「LMP2」というクラスで走る。欧州など他のチームへの供給も交渉する。

6月19日「「千年杉」でにぎわい創出」

広島市安佐北区安佐町の住民が、「久地の千年杉」と呼ばれる杉の巨木の保護や、周辺の登山道整備に取り組んでいる。17日には新たな見学用階段を取り付けた。千年杉が発見されて8年。地域のシンボルとしてアピールを続け、杉のある岳山=だけやま=(521メートル)への登山客も増えている。千年杉は、住民が2004年に岳山ふもとの国有林(約17へクタール)内で見つけた。推定樹齢は500~700年で高さ約40メートル。幹が7本に分かれ、最も太い幹回りは4.7メートルある。 

自見庄三郎党代表
自見庄三郎党代表

6月20日「国民新党「苦渋の選択」 消費増税法案に賛成」

国民新党は20日の議員総会で、消費増税関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意を了承した。自見庄三郎党代表は記者団に「最低保障年金の創設や後期高齢者医療制度廃止への対応などが依然として未確定だが、社会保障への対応は待ったなしだ。賛成は苦渋の選択」と強調した。連立をくむ民主党で議論が紛糾していることについては「様々な意見やメンツもあるだろうが、党分裂は避けるべきだ」と述べた。 

6月21日「米での心臓移植に市長も協力」

心臓の病気のため米国での移植手術を目指す廿日市市の菊地咲帆ちゃん(2)の両親が20日、市役所を訪れ、活動への協力を求めた。父一弘さん(46)と母由利子さん(39)、渡航や手術費用の募金活動を18日に始めた「さほちゃんを救う会」のメンバーの1人が真野勝弘市長を訪問。「1日でも早く渡航させたい」と訴えた。真野市長は「可能な限り支援したい」と応えた。咲帆ちゃんは3月、特発性拘束型心筋症と診断された。症状の進行が早く移植しか助かる方法がないとされ、約1億4400万円の費用がかかるという。市は、市有施設でのイベント時のチラシ配布を許可するなどして協力する。救う会=電話0829(31)6332=平日午前10時~午後3時。募金の振り込み先口座番号は、ゆうちょ銀行01301-3-99867など。是非ご協力しましょう、私も協力しました。 

6月22日「長友選手にならいマツダ走れ」

ともに「走り」で世界に挑む―。サッカー日本代表DFの長友佑都選手(25)が20日、東京でマツダの山内孝社長と対談し「僕も、マツダさんも、世界で活躍する夢に向かって進みます」と宣言した。 長友選手がCM出演しているマツダの次世代技術車の1周年イベント。山内社長は「好調な販売は長友さんのおかげもある」とアシストを喜んだ。長友選手は、所属するインテル・ミラノ(イタリア)で先発出場が減った経験を「逆境が成長につながり、夢の『世界一のサイドバック』へ光が見えた」。山内社長も「歴史的な円高など、苦しみを乗り越えればマツダももっと強くなれる」。長友選手にならい、逆境を力に変えられるか。

 

鞆港埋め立て・架橋
鞆港埋め立て・架橋

6月23日「市長「架橋撤回合意できぬ」」

福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画を撤回する広島県の方針が明らかになった22日、同市の羽田皓市長は市役所で報道陣の取材に応じ「(撤回には)合意できない」と反発した。25日の湯崎英彦知事との会談については「方針の伝達だけなら会う必要はない」と述べ、日程を白紙に戻す可能性も示唆した。架橋をやめ、景観への影響が少ない山側トンネルを整備する湯崎知事の方針に対し、羽田市長は住民の意向を重視してこれまで架橋計画を推進してきた立場を説明。「山側トンネルでは鞆の再生、活性化は果たせない」と強調した。 

6月24日「幼児2人、用水路に流される 4歳死亡3歳重体 岡山」

 24日午後5時ごろ、岡山市南区西市の住民から「男の子2人が用水路にはまっている」と119番通報があった。岡山南署によると、4歳児と3歳児で、2人は救出されて病院に運ばれたが、4歳児が死亡、3歳児も意識不明の重体。同署によると、用水路は水深1.1メートルで幅5.2メートル。2人は近くで遊んでいたとみられる。発見時、1人は浮いており、もう1人は沈んでいたという。3歳児の母親の助けを求める声に気づいた付近の住民が駆けつけ、引きあげたという。

6月25日「政権、補正予算編成へ 年金財源2.6兆円は赤字国債で」

野田政権は224日、年金財源に充てるため赤字国債を増額する補正予算案を編成する方針を固めた。今年度予算では、赤字国債の発行を閣議決定に沿って44兆円台に抑えるため、年金の国庫負担2.6兆円の財源は別枠の交付国債で計上した。自民、公明両党が「粉飾」と批判しており、赤字国債に切り替える。民主党の城島光力国対委員長は24日のNHK番組で消費増税関連法案の3党修正合意を踏まえ、「交付国債は削除する。必然的に補正の問題も出てくる。特例公債法案をこの国会で成立させたい」と強調。自公の主張を入れることで、特例公債法案の今国会成立に両党の協力を得たい考えだ。 

山田元農相
山田元農相

6月26日「民主の山田元農相、県連代表を辞任…法案反対で」

山田正彦元農相(衆院長崎3区)は25日、社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で反対することを理由に、民主党長崎県連代表を辞任したことを明らかにした。辞任は24日付。山田氏は「党本部の方針に従えないので、県連代表は辞任すべきだと判断した」と述べた。渡辺敏勝・県連幹事長によると、山田氏は24日、常任幹事会で辞任を申し出た。渡辺氏は「責任ある行動を取ってほしい」と法案に賛成するよう求めたが、山田氏は応じなかったという。 

6月27日「脱原発を否決 中電株主総会」

中国電力の株主総会は27日、広島市中区の本社であり、原子力発電事業からの撤退などを求めて出された株主提案5件はすべて反対多数で否決された。苅田知英社長は「電気を安定供給するため、特定のエネルギー源に依存することなく、原子力を一定の比率で活用する必要がある」と強調した。総会には554人の株主が出席。一部の株主から、脱原発を求める意見が相次いだ。運転開始から38年を経過した島根原発1号機(松江市)について、松井三生副社長は「60年運転しても健全性に問題がない。現時点で廃炉の計画はない」と述べ、40年を超えても運転を続ける考えを示した。準備工事が中断している新設の上関原発(山口県上関町)についても「バランスのとれた電源構成には不可欠。安全確保を前提に今後も計画を進める」(小野雅樹常務)とし、必要性を訴えた。 

6月28日「カシオの樫尾名誉会長、報酬13億円 ゴーン氏抜き首位」

ゴーン氏、ついに抜かれる――。2012年3月期決算の上場企業の役員報酬が順次開示され、5月に亡くなったカシオ計算機名誉会長、樫尾俊雄氏が13億3300万円で今のところトップに躍り出た。報酬1億円以上の開示が始まった10年3月期以降、日産自動車のカルロス・ゴーン社長が2年連続で首位だった。日産の決算は増収増益で、今年もゴーン氏の報酬は伸び、9億8700万円になっていた。一方、樫尾氏の役員報酬の内訳は、基本報酬1400万円、退職慰労金が13億1900万円。役員報酬額を調べている東京商工リサーチの担当者は「創業者として長く経営に携わり、退職慰労金が積み上がって『最高瞬間風速』が吹いた感じだ」という。  

6月29日「ダチョウ飼育で三次を活性化」

ダチョウの食肉などを販売する三次市布野町の企業「広島県布野オーストリッチ」が、町内に整備した牧場で繁殖用の親鳥6羽の飼育を始めた。秋には、ダチョウと触れ合えるコーナーも設ける。繁殖が順調に進めば、2014年春ごろから布野産の肉の販売を始める。6羽は雄雌3羽ずつで3~6歳。いずれも繁殖可能な年齢だ。益田邦昭社長(54)が飼育研修を受けた岐阜県の会社から購入したり、他牧場から譲り受けたりした。春から秋が繁殖時期だが、輸送に伴うストレスもあって本格的な生産は来年からになりそう。 

6月30日「江田島―呉、車両値下げへ

江田島市の小用港と呉市中央桟橋(宝町)を結ぶフェリーを運航する瀬戸内シーライン(広島市南区)は7月1日、同航路の車両運賃の一部を大幅に引き下げる。利用者が2013年春に開通予定の第2音戸大橋(仮称)に流れるのを防ぐ。6メートル未満の普通車を2100円から1500円、4メートル未満の軽・小型車は1500~千円を千円とする。便数は1増の1日13便とする。同航路の高速船は1減の13便になる。

 6月のニュース見て頂き有り難うございます、7月も楽しみに見て下さい